美味しい日記


     写真はクリックすれば拡大サイズ(480×360)で見られます

1月7日
宝生寿司
刺し身 焼きガニ イカトンビとジャエビ 香箱ガニ 万十貝あぶり ノドグロ
 冬なのでやはり焼きガニでも食べた記録をちょいと載せておきましょう。金沢の宝生寿司です。刺し身はブリ、白身は黒ナメラ、生サバ、右奥の赤いのは鯨、テイ貝、アジ、イバラモエビと珍しいものが乗ってました。焼きガニはこれを食べなきゃ冬を越せないというくらいにわしにとっては大事な食べ物です(笑)。カニが終わった後は塩コショウをしたイカトンビ(イカの口の部分)(これはアオリイカ)、ジャエビを焼いてもらいました。ジャエビはシロエビほどの大きさですが、金沢でしか食べたことないです。普段は軍艦に乗って出てきます。焼くのは珍しい。香箱ガニはズワイのメスです。卵と味噌がめちゃ美味しいです。焼きガニよりもこっちの方が好きっていう人もたくさんいます。わしはやっぱり焼きガニのほうが好きです。
 寿司屋なんで寿司もちょっとだけ紹介。金沢らしいものということでわしの好きな万十貝を軽く灸ったものとノドグロです。
12月11日
「きた村」
鯛のぶつ切り マルアナゴ炭火焼き 鴨ロース北京風 たらこ餅 おろし餅
 京都は鴨川沿いの、四条と五条の間くらいにある「もち料理」の店。コースではなくお好みで選べるカウンターをお願いして愛人の好きな餅料理をたっぷりとたのんだら、一品があまり食べられなかった。あたりまえか。その中でも鯛のぶつ切りは絶品。肉厚というよりもサイコロ状に切った鯛に塩や黒七味をちょいと付けて食べるとそこは至福の世界。鯛の〆具合というか、熟成具合も素晴らしく、噛んだ時のモチモチ感も最高。そして、マルアナゴの炭火焼きはこれまた絶品。よく焼いた皮の香ばしさと包丁の入った身の甘さは魂が飛ぶほど。鴨ロースの北京ダック風もいうことなし。肝心の餅料理は、やっぱりたらこ餅が最高。タラコの塩辛さとつき立ての柔らかい餅はよく合います。おろし餅もオーソドックスな美味しさ。写真にはないですが、うにを乗せたうに餅はぜいたくで、餅のバター焼きも香が良かった。餅食べすぎたあ。ほかにもいろいろ食べて、ビールと焼酎飲んで2人で2万円でちょっとお釣りがくるくらいでした。
9月22日
「鮨たなか」
シャコの爪 煮タコ 鯛昆布〆 スミイカ アオヤギ 穴子(塩)
 西荻窪の駅から歩いて7,8分。「鮨」ののれんしか出てなくて入りづらい雰囲気ですが、入ってしまえば実にリラックスできる雰囲気で鮨が美味しくいただけました。煮たタコはびっくりするほど柔らかくて、シャコの爪も味が凝縮されてました。握りは小振りで食べやすく丁寧でしたね。鯛の昆布〆は〆具合が好みでした。スミイカは柔らかくてモチモチ感たっぷり。生のアオヤギは初めていただきました。穴子も口の中でとろけるような美味しさ。ほかにも、脂ののった〆鯖、コハダ(〆具合がばっちり)、エンガワ、赤身の漬け、トロ、車海老(マキ)、穴子(タレ)など。つまみはヒラメの薄造り、太刀魚塩焼き、鰹のタタキなどをいただきました。それにすまし汁、ビールとお酒で一人11000円くらい。大満足〜。
8月7日(土)
 「銀座 あさみ」
ウニとトロロオクラ マコガレイ薄造り アワビと冬瓜の煮物 穴子の飯蒸し 松茸とほうれん草のおひたし 鯛茶漬け
 新橋駅から徒歩10分くらいのところにひっそりとある「銀座 あさみ」。富山の「むな方」のご主人に「美味しいよ」と教えてもらったので早速行ってきました。わしはけっこうオクラは苦手なんですが、これだったらいくらでも食べられそうな「ウニとトロロオクラ」。もうシーズンも終わり近いマコガレイの薄造り。そして、本日一番印象に残った「アワビと冬瓜の煮物」これはほんとうに美味しかった。冬瓜も素晴らしいが出汁も素晴らしい。至福の一品でしたね。穴子の飯蒸しは穴子の甘さがしっかりとしてたし、松茸は香十分。〆の鯛茶漬けはごま味でさっぱりしてました。そのほか、秋刀魚と芋の煮物、金糸瓜の白和え、ごま豆腐、賀茂茄子田楽などが出て、デザートに葛きりでした。ちょっと量が多いくらいでした。1万円のコースをお願いしたのですが、値段以上に満足しました。
6月6日(日)
「太平寿司」
タイの刺し身と皮にぎり 貝刺し身 毛ガニ キス アワビ
 石川県野々市町の「太平寿司」。まずは鯛の刺し身から。ポン酢、醤油、塩とレモン。それぞれ味わいがあって面白い。写真の上の黒っぽいのが鯛の皮を軽くあぶった握り。皮があんなにモチモチしていて美味しいとはびっくりでした。貝の刺し身はバイ貝、赤西貝、赤貝、タイラギ。毛ガニの握りには蟹味噌を乗せて。キスは軽くあぶってありました。アワビは久しぶりに生で肝酢をかけて。蒸しアワビもいいけど生も好きです。他には鱧、鯵、ノドグロあぶり、のどぐろ蒸し寿司、アナゴ(タレと塩)、アマエビ、サザエ、万十貝、サバ、コハダなどなど。食べ過ぎなくらい食べてしまいました。一人15000円超でした。ははは。

4月11日
すし処 めくみ
あぶりトロ オニオコゼ コハダ 北寄貝 シャコ
 久しぶりに野々市町の「めくみ」に伺いました。最初に出されたのがオニオコゼ、次がオニオコゼに肝を挟んだもの。実に歯ごたえのある白身に肝の甘みがあいまってこの日の一番でした。コハダはちょっと酢が強め。北寄貝は生。あぶりトロの後に芽ネギでさっぱり。シャコは小ぶりながらもほくほくでなかなか良かったです。
 しかし、出てくるままに食べていたらちょっと食べ過ぎた。この日に食べたのは、オニオコゼ、オニオコゼ肝付き、赤イカ、ウニ、アマエビ、あぶりトロ、芽ネギ、生鳥貝(これも美味しい)、北寄貝、バイ貝、車海老、サヨリ、シロエビ昆布〆、コハダ、シャコ、煮ハマグリ、穴子(タレ)、蒸しアワビ、トロ鉄火。
 いくら小ぶりな寿司とはいえ、さすがに食べ過ぎだなあ。美味しいからいくらでも食べられるけど。勘定は一人9000円弱。また行きます。

2月25日
「嘉肴」
平目薄造り 鴨治部煮 白子鍋 
 富山市桜木町にある「嘉肴」。照明が暗めで個室中心。カップル向きの店のような気がしますが、わしらが行った時には後ろの方から宴会のような大声が聞こえてきたので、カップルでなくても大丈夫みたいです。ひんしゅくか?
 さて、コース料理は前菜以外はプリフィクスの2,3品の中から自由に選択出来るという優れもの。平目の薄造りはちゃんと天然物でした。鴨の治部煮を富山で食べられるとは思わなかった。金沢ではたまに口にしてたのですが。味つけは割と濃い目。富山の特徴か?。白子鍋は具が白子のみとシンプルですが、白子だけで十分美味しい。あとはサワラの柚庵焼きとか、蕪蒸し(金箔付き)とか。食べ物に金箔付けてもらっても消化しないんだから無意味だと思いますが。4000円のコースとしてはコストパフォーマンスかなり良いです。ぜひカップルで。

2月14日日
 「乙女寿司」
白子焼き あぶりトロ 鯛昆布〆 万十貝(ボイル) 車海老 サバ バイ貝
 金沢市の乙女寿司。まずは一品料理を軽く「白子焼き」これは下に笹が敷いてあり、笹の香りと共に楽しめました。次はカニ。これは写真なし。あぶりトロは軽めにあぶってあり素晴らしい。昆布〆は軽めに〆てありました。万十貝はボイルで。ボイルした万十貝は久しぶり。車海老は直前に茹で上げたものでプリプリしていて、ちゃんと中におぼろも入ってた。このあたり江戸前の仕事がしてあります。バイ貝は塩とスダチで。
 全体的に、醤油は自分で付けるのですが、塩やスダチ、柚などで出てくるものもあり素晴らしい。その他に食べたのは一品のカニと、握りではアラ(塩で)、ウニ、アマエビ、煮ハマグリ、中トロ、穴子(柚・塩)、鯵(小ぶり)、マグロ漬け、赤イカ。ちょっと食べ過ぎたかな。
 それだけ食べて1人1万円。ごちそうさまでした。

12月14日
「越乃」
白子蒸し 穴子白焼き 縁側 玉子 タイラギ 子持ち昆布
 名古屋市千種区の越乃。昔住んでいたのが池下なので、最近は名古屋に行くと寿司はたいていここです。一品は白子蒸し。茶碗蒸しの玉子はあまり甘くなく、白子の甘さが際だっていました。おいしー。穴子の白焼きは皮のモチモチ感が好き。寿司で食べるときと違ってちょっと固めの食感がいいですね。握りの縁側はプリプリとした歯ごたえが抜群。脂も充分すぎるくらい。玉子は白身魚をたっぷりといれた贅沢なもの。久しぶりのタイラギはちょっと焙って香ばしさがいっぱい。いつ行っても美味しいのです。はい。ほかには金華サバの〆たのをちょっと焙って握ってもらったり、穴子をタレと塩と柚+塩の3貫も食べたりとか。行くたびに新たな発見がある店です。

12月10日
「鮨春」
首折れサバ 小柱 焼きハマグリ 平目 鮪漬け
 最近は首折れサバにハマってます。とにかく美味しい。もともと光り物が好きなんですが、これはほんとうに最高です。首折れを焙ってにぎってもらったらもう他のものはいらないくらいに惚れてます。ハマグリはいつもと違って焼きハマグリ。肉は煮ハマグリよりも固いんですが、ハマグリの味がよく感じられてこっちのほうが好きですね。鮪の漬けは熟成具合が非常に良くて、トロよりも美味しいと思ったな。後は白魚とか、椎茸とか穴子とか車海老とかいつも通り。

11月30日
すし処 めくみ
 カスゴ 鮪漬け 蒸しアワビ 玉子 サヨリ
 石川県野々市町にある「めくみ」。住宅街のなかにひっそりとあります。カウンターは6席のみというこじんまりとした店。出てくる鮨は江戸前の、きっちりと仕事がしてある素晴らしい物ばかり。北陸でカスゴとは珍しいですよ。鮪の漬けは熟成加減が素晴らしく、ねっとりした食感が溜まりません。玉子はカステラのような感じのふわふわ。しかもエビや山芋が入ってるということで味も抜群。写真は失敗したけど、穴子は羽田沖の物で口の中で溶けていきました。サバも素晴らしかった。シャリも小さめでシャリの底にちょっとした窪みを作って口の中でシャリがほどけやすいようにという工夫がしてあります。非常に素晴らしい。大満足。

9月15日
鮨 昌五郎
 オコゼ 金目鯛 白貝(万十貝) シロエビ
 婦中町にある「昌五郎」。なぜかカウンターは2人用のベンチシートになってるので一人で座るのは気が引けるのだった。白身はオコゼと金目鯛というあまり見かけないとりあわせ。普通は平目と鯛と鱸あたりなんですが、わしは白身とか青魚が好きなのでこういう取り合わせは非常に嬉しいです。オコゼはモチモチしていて口の中で存在感あり。金目はさっぱり系。白貝は金沢では万十貝と呼んでるもので同じ貝です。今日は生でいただきました。生はひさしぶり。シロエビはたまに食べるんですが、いつもカメラのピントが合わずに失敗ばかり。今日はうまく撮れました。
 あとは、サバ、タコ、鉄火巻、穴子(柚塩)、赤身、玉子、コハダ、アジ。5000円でお釣りがきました。満足。



もどる    過去の美味しい日記を見る